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後払いサービスを提供するaffirm(AFRM)の株価が大暴騰しています💦

魅力的やからほしいんやけど株価が上がってしまってるからなー💦

そこで今回は今から買っても大丈夫なのか少し検討してみたいと思います!
株価

アファームは2021年1月13日にNASDAQに上場しました。
公開価格49ドルに対して、初値90.90ドルをつけ、ほぼ倍の97.24ドルで取引を終えました。
その後株価は上昇していきましたが、2月以降株価は低迷していき、5月11日には上場来最安値である46.50ドルを記録しています。
しかしながら、8月27日にAmazonと提携することが発表されると8月27日の終値67.90ドルから翌日は99.59ドルと+47%も株価が暴騰しました。
さらに、9月9日に21年Q4決算が発表されると株価は92.06ドルから123.70ドルと+34%も株価が上昇しました。
これはAmazon提携前と比較するとわずか10営業日ほどで株価が80%以上も上昇したことになります。
とても魅力的な会社ですが、短期で株価が暴騰しているため今から買っても大丈夫なのでしょうか。
決算
Q4決算
アファームの21年Q4決算によると、売上高は261.78百万ドルと前年同期比(YoY)+70%以上も増加しています。
また、前期Q3と比較(QoQ)すると、わずか3ヶ月の間に+13%以上増加しています。
四半期の売上高推移を見ても順調に売上げを伸ばしていることが分かります。

また、アクティブマーチャンツ(加盟店)は29,000店舗近くになり、前年同期比+412%と著しく増加しています。
なお、これにはショッピファイの加盟店が数千店舗含まれているということです。

また、アクティブコンシューマー(顧客)前年同期比(YoY)+97%とほぼ倍になっています。
なお、前期比(QoQ)でも536万人から712万人と+33%も増加しています。

ショッピファイとの提携の影響により、アクティブマーチャンツとアクティブコンシューマーは大幅に増加していますが、売上の伸びと比較するといまいちな気がしています。
これは、ショッピファイの米国内加盟店でアファームの後払いサービスが利用できるようになったのが6月10日からであるということが影響していると思います。
つまり、今回の決算売上はショッピファイとのサービスが本格的に稼働する前の売上ということです。
逆に言うと本格的に売上げとして反映されていないのにも関わらずこの好決算を出してきたということです。
In June 2021, the Company advanced its exclusive partnership with Shopify by making Shop Pay Installments, exclusively powered by Affirm, available to all eligible Shopify merchants in the United States
affirm 21年Q4 決算資料より
ガイダンス
また、ガイダンスでは22年Q1の売上高を240百万ドルから250百万ドル、22年通期の売上高を1,160百万ドルから1,190百万ドルと見積もっています。
これは、21年通期の売上高が870百万ドルであったことを考えると、+290百万ドルから+320百万ドル(+33%から+37%)を見込んでいるということです。

このガイダンスにおいて特に重要なポイントは、この見積もりにはAmazonとの提携による売上げを見込んでいないということです。
すなわち、何らかのトラブルが起きない限りこの通期予想を超えてくるというのは確実です。
また、アファームは過去のガイダンスにおいても予想を上回る好決算を出してきています。
なお、この通期予想にはショッピファイの影響を見込んでいますが、2020年における米国内のEコマースシェアはショッピファイが8.6%でAmazonはその約4.5倍の39.0%です。

これはかなりかなりかなり強引な仮定ですが、22年通期の売上高増加分+290百万ドルから+320百万ドルが全てショッピファイの影響だとすると、Amazonと提携してサービスを開始することで約4.5倍にあたる+1,305百万ドルから+1,440百万ドル近くの売上増が見込める可能性があります(笑)。
もちろん、ショッピファイと顧客や加盟店が重複しますし、Amazonでのサービス提供期間が22年全期間反映されるとも限りません。
何より、ガイダンスでの会社側の売上見込の算出をどのように行っているかわからない以上かなり不確実なものですが、希望的観測ということで。
そうすると、2022年の売上高(希望的観測バージョン)は、2,170百万ドルから2,310百万ドルということになります(笑)。
+1,305百万ドルと+1,440百万ドルがかなり盛られた数字なので、切りもいいことから+1,000百万ドルと仮定すると、22年通期の売上高は1,870百万ドルとなります。
これくらいならAmazonとのサービス開始期間によっては現実的な数字なのではないでしょうか。
PSR
最後に21年Q4決算発表があったことから21年通期の売上高が確定し、PSRを計算できるようになったので調べてみます。
まずは時価総額を算出しますが、時価総額は発行済株式数×株価で求められるので発行済株式数を調べます。
Yahoo!financeによるとアファームの現在の発行済株式数は265.09百万株です。
9月12日現在のアファームの株価が123.70ドルですから、時価総額は32,792百万ドルです。
21年通期の売上高は870.5百万ドルであるので、時価総額を売上高で割るとPSRは37.7倍です。
一般的に20倍以下が割安とされていることを考えるとPSR37.7倍は非常に割高であると言うことができます。
しかしながら、成長著しいグロース企業においては、PSRが100倍を超えることもありますし、50倍を超えることはよくあることです。
また、これはすでに過去の実績ベースでのPSRですので、22年ガイダンスに基づく売上高1,160百万ドルから1,190百万ドルでPSRを計算したいと思います。
そうすると、PSRは27.6倍から28.3倍となります。
PSRが20倍代まで落ちてきました。
このガイダンスにはAmazonの影響は入っていないにも関わらずです。
では、上で求めた売上高1,870百万ドルではどうでしょうか。
PSRを計算すると、17.5倍となり20倍以下になりました。
さらに、超希望的観測である売上高2,170百万ドルから2,310百万ドルでのPSRはどうでしょうか。
計算してみると、PSRは14.2倍から15.1倍となり10倍代前半くらいにまで落ちてきました。
ただ、さすがにここまではやりすぎなので、売上高1,870百万ドルでのPSRである17.5倍を基準に考えて逆に理論株価を計算してみます。
理論株価=(PSR×売上高)÷発行済株式数で表すとすると、PSR20倍での理論株価は141.08ドルとなります。
同様に計算するとPSR25倍では176.36ドル、PSR30倍では211.63ドル、PSR35倍では246.90ドル、PSR40倍では282.17ドルとなります。
PSR35倍であるグロース銘柄は普通にありますから、ここを基準とすると理論株価は246.90ドルで現在株価123.70ドルから2バガーになる可能性があるということです。
もちろん、市況にもよりますし、不確実な要素がたくさん入っていますし、PSRしか用いないあくまでも仮定の空想のお話です。
アファームへの投資をご検討されている方は、くれぐれもご注意のうえ投資を行ってください。
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