【好決算で増配確定⁉】アルトリアがコロナ前の水準を超える業績を発表したで!!

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2021年7月29日にアルトリア(MO)の21年Q2決算発表がありました!

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内容は事前予想を上回る好決算やったで!

  • 税引き後売上高:予想54.0億ドル ➡ 結果56.1億ドル
  • 調整後EPS:予想1.18ドル ➡ 結果1.23ドル
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この決算を受けて29日は前日比+0.98ドル、+2.1%の48.60ドルで取引を終了しました!

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以下詳細を見てくで!

Q2決算

概要

アルトリアのQ2決算内容を確認していきましょう。

2020年のQ2と今回2021年Q2を比較した表が以下のとおりです。

<アルトリア 2021年Q2決算>

  2021/Q2(百万$) 2020/Q2(百万$) 増加率(%)
売上高 6,936 6,367 +8.9
営業利益 3,186 2,796 +13.9
純利益 2,149 1,943 +10.6
調整後EPS 1.23 1.09 +12.8

この表を見ると売上高、営業利益、純利益、EPSのすべての項目で前年同期を上回っています。

特に配当余力の観点から、純利益が+10.6%、EPSが+12.8%と2桁成長を実現しているのはとても好感がもてます。

2019年Q2の売上高が6,619百万ドル、営業利益が2,717百万ドル、純利益が1,996百万ドルであることから、コロナ前の業績を超える好決算でした。

セグメント別売上高

ではもっと詳細に各セグメントごとの売上高を見ていきましょう。

アルトリアは主に3つのセグメントから成り立っています。

そのうち、タバコに関するセグメントはSMOKEABLE PRODUCTSとORAL TOBACCOの2種類があります。

SMOKEABLE PRODUCTS は葉巻を含めた紙巻タバコのことです。

ORAL TOBACCOはそのままオーラルタバコです。

これは口に含むだけで加熱もいらない煙も出ない新しいタバコです。

<アルトリア 21年Q2セグメント別売上高>

  2021/Q2(百万ドル) 2020/Q2(百万ドル)) 増加率(%)
SMOKEABLE PRODUCTS 6,050 5,603 +8.0
ORAL TOBACCO 693 660 +5.0
WINE 167 131 +27.5

各セグメントの売上高を見ると9割近くを紙巻タバコが占めています。

これはアルトリアの業績を左右するのは紙巻タバコであるということです。

紙巻タバコの売上高は前年同期比+8%増加し、紙巻タバコの出荷量は+1.4%増加しました。

Smokeable products segment reported domestic cigarette shipment volume increased 1.4%, primarily driven by trade inventory movements, partially offset by the industry’s rate of decline.

Altria (q4cdn.com)

こうした好調な決算を受けて、アルトリアは2021年の調整後EPSのレンジ下限を引き上げました。

よって2021年の調整後EPSは4.56ドルから4.62ドルを予想しています。

With our strong financial performance in the first half, we have raised the lower end of our full-year 2021 adjusted diluted EPS guidance range and now expect full-year adjusted diluted EPS to be in the range of $4.56 to $4.62, representing a growth rate of 4.5% to 6% from a $4.36 base in 2020.

Altria (q4cdn.com)

アルトリアのような設備投資を必要とせず利益のほとんどを配当として還元するような企業にとってEPSは非常に重要な指標なので、レンジ下限引き上げはグッドニュースです。

配当

配当利回り

アルトリアは連続増配年数51年の言わずと知れた配当王です。

2020年の年間配当は1株あたり3.44ドルで2019年の3.36ドルに比べて+2.4%増加しています。

7月30日の終値が48.04ドルであるため、配当利回りは7.16%になります。

かなり魅力的な高配当です。

では今後も増配が可能なのか決算のタイミングなので確認していきましょう。

配当性向

アルトリアが配当を出せる余地があるのか配当性向を確認していきましょう。

Q2決算によると上述のとおり、2021年調整後EPSは1株あたり4.56ドルから4.62ドルになります。

2020年の年間配当額は1株あたり3.44ドルですから、2020年の配当金ベースでの配当性向は74.5%から75.4%になります。

アルトリアは配当性向の方針を80%にしています。

Q2決算でも80%の方針を維持するとしていますので、十分増配が可能です。

Altria maintains its long-term objective of a dividend payout ratio target of approximately 80% of its adjusted diluted EPS.

Altria Reports 2021 Second-Quarter and First-Half Results; Narrows 2021 Full-Year Earnings Guidance – Altria Group, Inc.

逆に配当性向80%だといくら増配が可能なのか計算してみます。

配当性向80%、調整後EPSを4.56ドルから4.62ドルとすると、年間の1株あたり配当金は3.65ドルから3.69ドルになります。

よって、0.21ドルから0.25ドル(+6.1%から+7.2%)程増配余地はあるのではないでしょうか。

Q2決算を見る限りは今後の増配も十分期待できると思います。

ただし、今後も持続的にEPSの上昇を続けなければ連続増配が途絶えてしまう可能性がるので動向を注視する必要がありそうです。

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