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中国恒大集団のデフォルトリスクが連日報じられていますが、今度は新たなリスクとして中国の電力不足問題が生じています💦

次から次へとやな!
中国電力不足の原因
現在騒がれている中国の電力不足問題ですが、その原因は大きく2つあります。
オーストラリアからの石炭輸入禁止
1つは、中国が2020年の9月以降、オーストラリアからの石炭輸入を禁止しているためです。
これは、新型コロナウイルスの感染源をめぐってオーストラリア政府が国際的な調査を中国政府に要求したことなどに対する反発と言われています。
しかしこれにより、中国国内で石炭不足が起こり、石炭の価格が高騰する事態になりました。
中国政府はオーストラリア以外からなんとか石炭不足を補おうとしていますが、石炭不足の解消には至っていない状況です。
そのため、石炭を使用して電気を起こしている火力発電所の稼働率が下がり、電力不足が生じているようです。
中国当局による規制
2つ目は、中国当局が発電所の稼働に制限をかけていることです。
これは短期的には来年2022年の北京オリンピックを見据えた大気汚染の改善が目的のようです。
また、長期的には2030年までの二酸化炭素排出量削減目標の達成に向けた制限ということです。
二酸化炭素排出量削減目標については、上半期に目標を達成できていない省(地域)が多くあり、8月には当局から警告されていました。


中国電力不足の影響
現在問題となっている中国の電力不足の影響はいろんなところに波及しそうです。
例えば、アップルやテスラ他、日系企業も中国に多くの工場を持っていますが、電力不足の影響で工場の操業が停止する事態が起こっています。
これらの工場はiPhoneや電気自動車などに必要な部品を供給していますから、アップルやテスラといった企業に影響を与える可能性があります。
また、これからの時期はクリスマスから年末・年始にかけての商戦シーズンであり、十分な需要が提供されなければ企業業績に与える影響は大きくなりますし、消費者にとっても需給バランスが崩れることで商品価格が上昇してしまいます。
こうした状況を鑑み、ゴールドマン・サックスは中国の2021年GDP成長率予測を従前の8.2%から7.8%に引き下げました。
ちなみに、野村ホールディングスやモルガン・スタンレーなども中国のGDP成長鈍化を指摘しています。
中国当局による企業規制や恒大集団のデフォルト懸念がまだ片付いていないにも関わらず電力不足問題です。
なんとか全てうまく片付いて株価が上昇してくれることを願っています。
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