【スタグフレーション懸念】原油などのコモディティ価格が上昇中!!

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Bloombergの商品スポット指数が10年ぶりの高値を記録しました💦

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特に原油や天然ガスの価格が上がっとるな!

Bloomberg商品スポット指数

10年ぶりの高値更新

Bloombergによると、10月に入りエネルギーや金属、農作物などの原材料23銘柄で構成されるBloomberg商品スポット指数が10年ぶりの高値を更新したということです。

10月11日のBloomberg商品スポット指数は520.83ドルであり、2011年に付けた最高値を更新しました。

なお、値上がりが目立っているのはエネルギーで、原油や天然ガスなどです。

例えば、以下のチャートは2021年の原油先物価格のチャートになります。

Investing.com

2021年は基本的には右肩上がりで推移し、とうとう1バレルあたり80ドルを超えてしまいました。

2020年の11月はまだ40ドルでしたので、わずか1年足らずで価格が2倍に高騰していることがわかります。

また、以下のチャートは天然ガス先物の価格チャートになりますが、天然ガスは昨年の末から価格が3倍近くにもなっています。

Investing.com

エネルギーの他にも、例えば農作物として小麦の先物価格も年初来高値付近まで上昇しており、2020年からは引き続きの右肩上がりとなっています。

Investing.com

価格高騰の要因

こうした商品価格高騰の主な要因としては需要と供給のミスマッチが考えられます。

世界的に猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、ワクチンの普及以降は世界的に徐々に経済活動が再開しつつあります。

そうした経済活動再開による需要の高まりに反して、サプライヤー側の供給が追い付いていない現状が価格を押し上げています。

例えば、原油は1バレルあたり80ドルを超える高値を記録していますが、これは石油輸出国機構(OPEC)が原油需要の高まりがあるにも関わらず、来月の原油生産量の増産を見送ったことが影響していると考えられます。

アメリカを襲ったハリケーンによって石油関連施設がダメージを負ったことも供給力不足の懸念を助長しています。

また、農産物については、生産国における悪天候が影響し供給量が不足している状況が価格を押し上げています。

スタグフレーション懸念

こうした商品価格の急騰によって、一部にはスタグフレーションに陥るとの声も出てきています。

スタグフレーションとは景気後退を意味する「スタグネーション」と物価上昇を意味する「インフレーション」との造語です。

歴史的には1970年代のオイルショックにより原油価格が高騰したことでスタグフレーションに陥りました。

このスタグフレーションですが、景気が後退(賃金減少)しているにも関わらず物価が上がるということで消費者の生活に重大な影響をもたらします。

例えば、10月11日時点の全国のガソリン平均価格はレギュラーで158円ですので160円に迫るほど高騰しています。

車を通勤等の移動手段として使用する人のお財布にはかなりのダメージですし、これからの季節に灯油ストーブなんかを使用する人にもかなりのダメージとなります。

こうしたインフレの影響は経済調査にも表れていて、例えば9月の米消費者信頼感指数は109.3と7月の129.1から2か月連続で下落しました。

消費者の経済先行きの不安感や購買意欲の停滞が相対的に現れていることがわかります。

Y!ファイナンス

しかしながら、現段階で1970年代のスタグフレーションと比較するのは大げさであるというのが大半の見方です。

ただし、インフレが高進し、労働環境や賃金にまで影響が出始めてくると注意が必要かもしれません。

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