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前回は2021年からの10年は米国株のパフォーマンスが停滞するかもしれん!ということを記事にしたわな!

各年代でブームになった投資対象が次の年代ではパフォーマンスが落ちるという話ですよね!

そこでなんやが、、、どうやらコモディティがスーパーサイクルに突入したかもしれんとのことなんや!

なんか格好いい💕
よくわからないけどwww

とりあえず今回はコモディティのスーパーサイクルについて記事にしてみたで!
コモディティとは?
コモディティとは金融界隈では「商品」と訳されることが多いです。
世界の商品取引所で取引されているもので、恒常的に需要があり、品質が均等であるなどの条件に当てはまるものを指します。
簡単に言うと、原材料や素材、エネルギーのことです。
具体的には以下のようなもののことです。
- 貴金属類(銅、金、プラチナ等)
- 農産物(米、トウモロコシ、大豆等)
- エネルギー(原油、ガソリン、電力等)
スーパーサイクルとは?
コモディティ長期チャート
コモディティ・スーパーサイクルとは、簡単に言うと景気循環サイクルのコモディティバージョンです。
「スーパー」と付くことからわかるように、そのサイクルは10年以上の長期に渡ります。
上のチャートはBloombergのコモディティインデックスの長期チャートです。
これを見ると、過去50年の間に2回天井(赤○)を付けていることがわかります。
1回目の天井は1979年~1981年頃です。
1回目の天井に向かって上昇する1970年代は、世界的な石油の産地である中東の情勢が非常に緊迫していました。
1973年には第四次中東戦争が勃発し、石油価格が高騰しました。(第一次オイルショック)
1979年はイラン革命が発生し、それを機に第二次オイルショックが起きて原油価格が高騰しました。
また、1971年にはアメリカのニクソン大統領がドルと金との兌換停止を発表し、金の価格が暴騰しました。(ニクソンショック)
このように、コモディティでも主に石油と金の価格が高騰したのが1970年代です。
2回目の天井は2008年頃です。
2000年代はグローバル化が進み新興国の経済成長が先進国を上回りました。
内閣府による上のグラフを見ると、2000年代は新興・途上国の経済成長率を表す赤い折れ線が先進国の経済成長率を表す青い折れ線より常に上位にあることがわかります。
特に中国は2001年にWTO(世界貿易機関)に加盟し、急激な経済成長を成し遂げました。
新興国の経済が急成長したことにより、石油や石炭などの資源が不足し、価格が高騰しました。
その中でも、銅は加工性・耐食性・導電性が高く、様々なものに使用されているため、著しく値上がりすることになりました。
しかし、2008年にアメリカの投資銀行であるリーマンブラザーズが経営破綻し、リーマンショックが起きると、不景気の波が世界中に広がりました。
その結果、世界中からコモディティの需要は急減し、コモディティ価格は暴落しました。
5回目のサイクル突入
大手金融会社であるJPモルガンが2021年2月に発表したレポートによると、コモディティのスーパーサイクルは過去100年間で4回あり、直近の4回目は1996年から上昇を始め、12年後の2008年にピークを迎えたとのことです。
Commodities have seen four supercycles over the past 100 years — with the last one peaking in 2008 after 12 years of expansion.
JPMorgan Says Commodities May Have Just Begun a New Supercycle – Bloomberg
そして2008年から12年後の昨年2020年に4回目のサイクルが終わり、2021年から5回目の上昇サイクルに突入した可能性があるということです。
With agricultural prices soaring, metal prices hitting the highest in years and oil well above $50 a barrel, JPMorgan Chase & Co. is calling it:Commodities appear to have begun a new supercycle of years-long gains.
JPMorgan Says Commodities May Have Just Begun a New Supercycle – Bloomberg
JPモルガンが5回目のコモディティスーパーサイクル突入とした理由は、農作物の価格が上昇し、金属価格がここ数年で最高値であり、石油価格が1バレル50ドルを上回っていることによります。
しかし、この状況がスーパーサイクル突入によるものなのかコロナによる金余りの影響なのか見極める必要があります。
では、もしJPモルガンの言うとおり5回目のサイクルに突入しているとすれば、一体いつまで上昇するのでしょうか。
仮に5回目のサイクルも12年の上昇と12年の下落で形成されるなら、次のコモディティ価格のピークは2032年頃となります。
しかしながら、次のサイクルが4回目と同じ12年の上昇期間であるとは限りません。
S&P500との比較
そこで、少し視点を変えてみたいと思います。
コモディティの絶対価格ではなく、S&P500と比較したコモディティの相対的パフォーマンスを探っていきたいと思います。
以下のチャートは、GSCIコモディティインデックスとS&P500とを比較したものです。
GSCIとはコモディティ市場全体を表す指標であり、コモディティ市場のパフォーマンスを反映するベンチマークになっています。

このチャートは数値が高ければ高いほどコモディティのリターンがS&P500と比べて高いことを表しています。
そうすると、過去50年の間に、天井(赤○)を3回付けていることがわかります。
1回目は1973年から1974年にかけてです。
前述しましたが、この時期に第一次オイルショックが発生しました。
2回目の天井は1990年にイラクによるクウェート侵攻が引き金で生じた湾岸戦争の時です。
3回目は2008年にリーマンブラザーズの破綻をトリガーとしたGFC(Global Financial Crisis=世界金融危機)のときです。
注目なのは、これらの天井の間が約17年のサイクルであるということです。
このサイクルに従うと、次回の天井は2008年の17年後なので2025年頃と予測できます。
また、そこに向かってコモディティのパフォーマンスがS&P500をアウトパフォームする可能性が高いということも予想できます。

物価指数との相関性
また、コモディティのパフォーマンスは物価指数と関係があります。
下のチャートはS&P500とPPI(生産者物価指数)を比較したチャートです。
右下がりの赤➡の期間はインフレ期を表し、右上がりの青➡の期間はデフレ期を表しています。
ここで右下がりの赤➡に着目すると、1971年から1982年までインフレであったことがわかります。
そのときのコモディティのパフォーマンスをこれまで紹介したチャートと比べると、コモディティが高パフォーマンスであることがわかります。
同じように、2000年から2009年までのインフレ期を確認すると、またしてもコモディティのパフォーマンスが高いことがわかります。
ここからわかることは、インフレ期にコモディティのパフォーマンスが向上する可能性が高いということです。
インフレが、貨幣の市場流通量が増加することで相対的に物の価値が上がり貨幣価値が下がることであることを考えると、当然と言えば当然なのかもしれません。
そして2021年以降はコロナ禍の金融政策によって貨幣の市場流通量を増加したためにインフレになる可能性があります。
事実、将来のインフレ懸念から米国債利回りは上昇しています。
よって、2021年以降はコモディティのパフォーマンスが良くなる可能性があります。
最後に
過去の少ないデータを基にしてるため、今回の記事はあくまでも参考程度にお考えください。
また、米国株のパフォーマンスを否定するわけではありませんのでご注意ください。

それではまとめをお願いします!

コモディティとコモディイイダって似てるよね💓
【第45話 完】
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