【第40話】<株価絶好調>クラウドストライク(CRWD)☆彡を調べてみたで!

米国株

このブログは爆損して退場した仲間たちを爆益で取り戻し爆損戦隊ロスレンジャーを復活させる物語である。。。

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クラウドストライクは以前記事にしましたね♪

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最近株価が絶好調で上場来高値を更新したんで再度取り上げて深堀してくで!

出典:CRWD 256.21 ▲ +1.31% (tradingview.com)

会社概要

CrowdStrike: We Stop Breaches
社名 CrowdStrike Holdings,Inc
ティッカーシンボル CRWD
設立日 2011年11月
CEO George Kurtz
上場市場 NASDAQ
上場日 2019年6月
本社所在地 アメリカ カリフォルニア州
業種 IT&Software

クラウドストライク(ティッカー:CRWD)は2011年に設立された会社で、サイバーセキュリティを提供している会社です。

サイバーセキュリティといっても、従来のパッケージ型のソフトウェアではなくクラウドをベースとしたセキュリティサービスを提供しているのが画期的なところです。

事業内容

出典:PowerPoint Presentation (crowdstrike.com)

会社概要で説明したとおり、クラウドストライクはクラウド(‘SaaS’=’Software as a Service’)ベースのセキュリティサービスを提供している会社です。

そのサービスはFalconというプラットフォームが担っております。

クラウドによるセキュリティサービス

クラウドストライクが設立された当時は、今日のようにWi-Fi等で常にインターネットに接続されているという環境ではありませんでした。

そのため、当時のインターネットセキュリティはウイルス対策ソフトを購入し、インストールし、古くなったらまた購入してインストールするといったことの繰り返しでした。

しかしながら、インターネットウイルスも次々に新しいものが開発されたため、定期的にウイルス対策ソフトをアップデートしていくという従来の方法ではウイルス対策としては不十分でした。

未知のウイルスをすばやく検知し、ブロックするシステムの構築が求められていたのです。

そこで従来の方法とは異なる革新的なセキュリティ対策を考案したのがクラウドストライクです。

クラウドストライクはインターネットに常時接続されている世界において、クラウド(cloud)を用いてクラウド(crowd=「群衆」)から情報を取得し、ウイルスをストライク(攻撃)するというシステムを作り上げたのです。

すなわち、クラウドを使用することで常にウイルスを監視し、クラウド上で繋がっている多くの人々から最新のウイルス情報を取得し、すぐに情報共有することでウイルスの侵入を防ぐという画期的なサービスです。

このことからも分かるように、顧客の数が増えれば増えるほど共有できる情報量が増えるため、より強固なシステムが作られます。

SETTING THE NEW STANDARD FOR SECURITY IN THE CLOUD ERA

CrowdStrike is a leading cybersecurity company protecting customers from all cyber threats by leveraging its Security Cloud to stop breaches. From its inception in 2011, driven by George Kurtz’s vision, CrowdStrike was created as a different kind of cybersecurity company. 

(1) New Message! (crowdstrike.com)

サブスクリプション

また、クラウドストライクは、この革新的なセキュリティサービスをサブスクリプションで提供しました。

すなわち、ウイルス対策1回あたりいくらというような成果報酬型ではないため、サービスに加入する企業が増えれば増えるほど安定的な収益を得ることができる仕組みとなっております。

また、常時通信状態であるという現代においては、このクラウドを用いたセキュリティ対策とサブスクリプションでのビジネスモデルは非常に親和性が高いものと言えます。

その結果、下のグラフが表すとおりクラウドストライクのサブスクリプションの顧客は年々爆発的に増加しています。

業績

通期推移

売上高は年々増加しており、綺麗に右肩上がりになっていることがわかります。

また、それに伴い営業利益率も年々改善され、2018年は▲54%、2019年は▲30%、2020年は▲10%と黒字化に向けて着々と進んでおります。

現に↓のグラフのとおりARR(年間経常利益)は毎年着実に増加しています。

出典:PowerPoint Presentation (crowdstrike.com)

さらに、最新の2021年Q1の売上高は302.8百万ドルとなり、前年同期の178.1百万円と比べて約70%増加(売上高成長率)しています。

しかしながら、売上高成長率(前期比増加率)は、2017年は125%、2018年は110%、2019年は92%、2020年は81%、そして2021年は70%(Q1時点での予想)と緩やかに下降傾向にあります。

それでも、前年の売上高の1.5倍以上の売上を継続してあげていっており、驚異的な成長率となっています。

成長率が▲10%ずつ逓減していますので、今後は下落が加速するのかも注目です。

財務分析

株価(6/24終値) 253.70ドル
発行済株式数 225,811千株
時価総額 57,288百万ドル
配当 0ドル
PER -(※赤字のため)
BPS 3.76ドル
PSR 65.51倍

株価は過去最高値を更新しており、非常に勢いがあることがわかります。

こうした成長企業を財務分析する上ではPERよりも時価総額を売上高で割ったPSRという指標を使用します。

成長企業はまだマネタイズの段階ではなく、今後の成長性を測る上で売上高が重要になってくるからです。

クラウドストライクのPSRは65倍となっており、一般的にPSR20以上は割高とされていることを考えるとかなり株価としては高い位置にいることになります。

ただし、これだけでは判断できませんので、グロース・テック企業のPSRと比較してみます。

  • ZOOM(Web会議サービス):41.50倍
  • Okta(企業向けクラウド管理サービス):45.07倍
  • Shopify(オンラインショップ作成ツール):62.27倍
  • DocuSign(電子署名テクノロジー):37.10倍

さすがは今をときめくグロース株だけあってどれも高PSRです。

しかし、その中でもクラウドストライクのPSR65.51倍はかなり高いことがわかります。

次にクラウドストライクの事業内容と競合する企業のPSRと比較してみます。

  • Zscaler(ZS):69.77倍
  • FireEye(FEYE):5.19倍
  • Palo Alto Networks(PANW):10.67倍

ZscalerがPSR69.77倍とかなり高いですが、その他の企業は一般的な値となっています。

やはりクラウドストライクの株価はPSR基準だと割高であると言えそうです。

しかし、PSRの高さは市場期待の裏返しでもありますから、投資家たちはクラウドストライクの成長性を非常に評価してるのではないでしょうか。

目標株価

最後にPSRから将来的な目標株価を探っていきたいと思います。

PSRの計算式は時価総額÷売上高です。

時価総額は株価×発行済株式数です。

そうするとPSRは(株価×発行済株式数)÷売上高という式に変形できます。

そこで、以下の2つを仮定してPSRが変化したときの理論株価を算出します。

  1. 2020年の売上高874.44百万円から毎年売上高成長率が▲10%逓減
  2. 将来にわたって発行済株式数は不変

これに基づいて算出した株価は以下の表のとおりです。

  2020年 2021年 2022年 2023年
874.44M$ 1,516.95M$ 2,520.11M$ 4,019.99M$
PSR 65 251.71 436.66 725.42 1,157.16
PSR 50 193.62 335.89 558.01 890.12
PSR 40 154.90 268.71 446.41 712.10
PSR 30 116.17 201.53 334.81 534.07
PSR 20 77.45 134.36 223.21 356.05

上の仮定のもと計算すると、売上高は2020年の874.44百万ドルから2023年には約4.5倍の4,019.99百万ドルになると推定できます。

これに基づいてPSR65倍をみていくと、現在のPSR65倍で2023年の売上高を達成すると理論株価が1,157.16ドルになります。

ただし、ここまで株価が上昇するためには、売上高成長率が逓減ではなく増加しなければなりません。

なぜならば、成長スピードが伸びないと市場期待であるPSR65倍を維持することができないからです。

成長スピードが遅くなったと市場が判断すれば当然PSRは下がりますので、売上高が4,019.99百万ドルを達成したとしても、PSRが65倍から50倍になれば株価も890.12ドルになってしまいます。

逆に成長スピードが遅くなり、PSR20倍が妥当だと市場に評価されるようになった場合、売上高4,019.99百万ドルを達成できれば株価は356.05ドルですので、現在株価から100ドル程上値余地があることがわかります。

Stifel announced it is upgrading CrowdStrike stock to a buy rating with a $300 price target. Shares cost about $253 right now, so that’s an 18.5% potential profit.

According to the analyst, CrowdStrike’s subscription customer count passed 11,400 in the first quarter of 2022, up 82% year over year — and has nearly tripled over the last two years. 

クラウドストライクストックが|ポップした理由モトリー・フール (fool.com)

最近、Stifel Nicolaus(ティッカー:SF)という投資銀行がクラウドストライクの目標株価を300ドルに引き上げました。

クラウドストライクのサブスクリプションの顧客数増加が著しいためです。

これについて上の表を見てみると、300ドルならば比較的現実的な数字だと言えそうです。

ただし、あくまでもPSRを基準に想定で算出しているだけなのでご注意ください。

まとめ

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では最後にまとめをお願いします。

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ターキーってなんで、、、10フレーム目で出るんだろ!?

【第40話 完】

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