【+21%大暴騰】中国レバレッジETF(CWEB)に何があったのか⁉

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中国レバレッジETFであるCWEBが25日の取引で前日比+21%と大暴騰しました!

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そこで今回はCWEBの暴騰要因を探っていくで!

CWEB

CWEBとは中国のインターネット企業で構成されている「CSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数」の2倍に連動するよう設計されたETFです。

構成銘柄の上位にはテンセントアリバババイドゥなどといった中国有数の企業が名を連ねています。

2021年6月30日時点の構成比率上位10銘柄は以下のとおりです。

上位10銘柄でCWEB全体の約6割を占めています。

2021年は中国政府のIT産業への規制強化の影響で現在株価が大暴落しています。

Investing.comより作成

2021年2月17日の最高値110.93ドルから8月20日の終値17.32ドルまで▲84%も暴落しました。

しかしながら、8月25日の株式市場で株価が前日比+21%以上も上昇しました。

今回はこの暴騰要因を探っていきたいと思います。

株価暴騰要因

テンセント自社株買い

株価暴騰要因の1つ目として、CWEBの構成比率N0.1(約10%)のテンセントが8月19日に自社株買いをしていたことがわかりました。

今回の自社株買いは2019年以来約2年ぶりに行われました。

内容としては、発行済株式総数の0.00188%にあたる18万株を購入しました。

総額は76,965,138香港ドルで、1香港ドル14.1円で計算すると約10億円になります。

こうしたテンセント側の動きから現在の株価の割安さが意識され、マーケットの投資マインドが改善したことが一因になっていると考えられます。

個人情報保護法の成立

2つ目は中国で初の個人情報保護法が制定されたことによるものです。

8月20日に中国政府は個人の情報保護に関する新たな法律を可決しました。

今回成立した個人情報保護法は11月1日から施行予定であり、個人情報セキュリティに関してかなり厳しい法律となっています。

そのため、中国のテック企業が顧客情報にアクセスすることが制限されてしまいます。

また、ユーザーには企業側のデータ収集を拒否できる権利が与えられるということです。

これに違反したプラットフォーム等は強制的に廃止や停止になる可能性があります。

中国政府のIT業界への規制強化は続いており、特に今年7月からは一層厳しくなっていました。

しかしながら、個人情報に関しての規制内容が法制化されたことによって、不透明性が解消し、それによって投資マインドが改善したことも理由の1つと考えられます。

ARK社の中国株購入

株価暴騰要因の3つ目は、ARK社がJD.comの株を購入したことが判明したためだと考えられます。

ARK社とは女性版ウォーレン・バフェットと言われるキャシー・ウッド氏がCEOを務める投資会社です。

テスラやテラドックヘルス、スクエアなどの「破壊的イノベーション」を起こす企業に投資をすることを理念に掲げています。

そんなARK社ですが、実は中国政府の規制から中国株の保有を大幅に減らしていました。

7月には中国を代表する企業であるテンセントの株をすべて売却しました。

CEOのキャシー・ウッド氏も中国株のバリュエーションはリセットされたと思うと述べていました。

ところがそんなARK社ですが、ウォルマートも出資しているECサイト大手のJD.comの株式を買い戻していることが8月24日に明らかとなりました。

7月から8月にかけてSELLが続き保有枚数を減らしていましたが、8月23日に突如Buyに転じています。

買い戻したJD.comの株数は16万株以上で総額約1,000万ドルです。

買い戻した理由はJD.comが市場予想を上回る好決算(Q2)を発表したためだと思われます。

JD.comはQ2での新規ユーザーが3,200万人増と過去最高になり、売上も2,538億元と市場予想の2,484億元を上回る好決算を発表していました。

8月24日にARK社の購入が判明し、翌8月25日に株価が暴騰していることから、直接的な要因はARK社の中国テック企業買い戻しであると言えそうです。

ARK社の影響はどうやらまだまだ健在のようです。

中国政府による規制の影響でずっと低水準で放置されていた中国テック企業ですが、投資判断を「buy」としているアナリストも多く、マーケットは買い戻しのタイミングを計っていたように思えます。

ARK社の買い戻し発表がそのトリガーとなり、中国テック企業群の株価の2倍に連動するCWEBは+21%もの暴騰をしたと考えられます。

しかしながら、中国政府の規制は完了しておらず、一時的な上昇の可能性も十分にあります。

今後はファンダメンタルズを注視し、テクニカル的にも買い向かえるようなら買い増しを検討していきたいです。

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