↓ポチッと応援お願いします👅

にほんブログ村

中国の民間調査機関が2021年世界企業500社番付を発表しました!

米国が強いのはもちろんやけど中国も善戦したで!
世界企業500社番付
2021年8月20日に中国の民間調査機関である「胡潤研究院(Hurun Research Institute)」が世界企業500社番付を発表しました。
まずはTOP10を見てみましょう。
TOP10

1位はもちろん米国のアップル(AAPL)です。
調査時点における時価総額は2兆4千億ドルです。
米国企業初の時価総額2兆ドルオーバーを達成したのは2020年8月19日なので、それから約1年で時価総額が4,400億ドルも増加しています。
2位はOfficeシリーズで有名なマイクロソフト(MSFT)です。
調査時点における時価総額は2兆1千億ドルです。
2021年6月22日にアップルに次いで史上2番目に時価総額2兆ドルを突破しました。
3位はアマゾン(AMZN)です。
調査時点の時価総額は1兆8千億ドルです。
もう少しで2兆ドルを突破しそうですが、7月29日に発表された21年Q2決算以降株価は冴えない状態となっています。
4位はGoogleの親会社であるアルファベット(GOOGL)です。
調査時点の時価総額は1兆7千億ドルです。
Q2決算が良好であったため株価は上昇し、時価総額は1兆9千億ドルを超えてきております。
このままいくと史上3番目の時価総額2兆ドル突破企業になりそうです。
5位はフェイスブック(FB)です。
調査時点の時価総額は9千億ドルとTOP5の中ではかなり劣っている印象を受けます。
しかしながら、21年Q2決算が良好だったため株価は上昇し、時価総額が1兆ドルを突破しました。
TOP5は米国の巨大テック企業群、いわゆるGAFAMの独占状態です。
ちなみに、10年前のTOP10は以下のとおりです。

なんと1位は原油等のエネルギー事業を行っているエクソン・モービル(XOM)でした。
時価総額は4千億ドルでした。
3位にBHPビリトン(BBL)、6位にロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)、8位にシェブロン(CVX)が入っていることからエネルギー系企業が上位を占めていることがわかります。
また、現在1位と2位のアップルとマイクロソフトは10年前もTOP5にランクインしておりました。
中国の躍進
現在のTOP10を改めて見てみると、中国企業が2社ランクインしていることがわかります。
1社目は中国が誇る巨大テック企業であるテンセントです。
調査時点の時価総額は7千億ドルで2020年と変わらず6位に見事ランクインしました。
2社目はジャック・マーが創業者であるアリババです。
調査時点の時価総額は6千億ドルで2020年から順位を2つ落とし9位にランクインです。
この他、39位に時価総額2千3百億ドルでメイトゥアン、93位に時価総額1千4百億ドルでピンドウドウがランクインしました。
ネットフリックスが37位でインテルが44位なので、この世界的企業2社にメイトゥアンは挟まれております。
また、ピンドウドウも91位のスターバックスと96位のアメックスといった誰もが知る企業に挟まれております。
このTOP100の4社は中国インターネット企業を集めたレバレッジ2倍ETFであるCWEBの構成上位銘柄となっています。
この4社だけでCWEBの3割以上を占めています。
しかしながら、さすがに2021年は中国政府による規制の影響が大きく、アリババは1,260億ドル、ピンドウドウは280億ドルも時価総額がダウンしました。
E-Commerce, Fintech and Real Estate Hurun G500companies from China had a difficult year, led by e-commerce platforms Alibaba, which shed US$126bn, and Pinduoduo down US$28bn.
Hurun Report – Info – 2021 Jiaxing · Hurun Global 500
アリババとピンドウドウ以外にも、保険会社のPing An Insuranceや不動産会社のKE、アリババ傘下のアントグループといった中国企業が時価総額減少率TOP10にランクインしています。

そうした規制の中でもなお、中国は時価総額で米国に次いで2番目の位置につけています。
以下の表を見ると1位の米国が他の国を圧倒していますが、2位の中国も500社の時価総額第3位である日本の2倍以上になっています。

やはり圧倒的な人口を抱える中国は経済成長が桁違いにすごいです。
ちなみに、現在のアリババやテンセント等の中国企業の株価はこのランキング調査時点よりも下がっており、時価総額も減少していますのでご注意ください。

世界TOP100に入る中国企業を4社も構成銘柄に持つCWEBは、その構成銘柄だけ見るとやはり魅力的に思えます。
JD.comやビリビリ、バイドゥといった世界的な企業もCWEBの構成上位銘柄です。
しかし、引き続き中国政府によるIT業界への規制が強化されていますので、その動向を注視しつつ追加投資していくのか判断していきたいです。
☆ポチッと押して損楽園で僕と握手☆

にほんブログ村
※投資は自己責任でお願いします。

ツイッターもフォローしてや!

わたしもお願いします💦
コメント