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日本時間の2021年7月13日(火)18時にペプシコ(PEP)の第二四半期(2Q)決算が発表されました!

内容は売上高、営業利益、EPSのすべてが事前予想を上回る好決算やったで♡
- 売上高:予想17,940百万ドル ➡ 結果19,217百万ドル
- 営業利益:予想2,850百万ドル ➡ 結果3,129百万ドル
- EPS:予想1.53ドル ➡ 結果1.72ドル

決算が好感され、この日の取引は前日比+1.64ドル(+1.1%)である151.15ドルで始まりました!

詳細については以下を見てや♪
決算
ペプシコの今回の決算内容を改めて確認してみましょう。
昨年2020年の1Qと今回2021年1Qを比較した表が以下のとおりです。
<ペプシコ2021年2Q決算>
2021/1Q(百万$) | 2020/1Q(百万$) | 増加率(%) | |
売上高 | 19,217 | 15,945 | +20.5 |
営業利益 | 3,129 | 2,319 | +34.9 |
純利益 | 2,358 | 1,646 | +43.3 |
EPS | 1.72 | 1.18 | +45.8 |
1年前と比較するとすべての項目で高い増加率を実現しています。
売上高が上がっていますが、それ以上に営業利益の上昇が著しいことがわかります。
次に地域別の売上高を見ていきましょう。
2021/1Q(百万$) | 2020/1Q(百万$) | 増加率(%) | |
FLNA | 4,552 | 4,273 | +6.5 |
QFNA | 575 | 664 | ▲13.4 |
PBNA | 6,156 | 4,970 | +23.9 |
LatAm | 1,967 | 1,567 | +25.5 |
Europe | 3,286 | 2,725 | +20.6 |
AMESA | 1,602 | 983 | +63.0 |
APAC | 1,079 | 763 | +41.4 |
Total | 19,217 | 15,945 | +20.5 |
- FLNA:’Frito-Lay North America’=北米のお菓子ブランド
- QFNA:’Quaker Foods North America’=北米の食品ブランド
- PBNA:’PepsiCo Beverages North America’=北米の飲料水ブランド
- LatAm:’Latin America’=中南米の飲料・食品ブランド
- Europe:欧州の飲料・食品ブランド
- AMESA:’Africa, the Middle East and South Asia’=アフリカ、中東、南アジアの飲料・食品ブランド
- APAC:’Asia Pacific, Australia and New Zealand and China Region’=アジア太平洋、オーストラリア、ニュージーランド、中国地域の飲料・食品ブランド
地域別の売上高を見ると、北米(FLNA、QFNA、PBNA)の売上高が全体の約6割を占めていることがわかります。
前期比に注目すると、ほとんどの地域で+20%以上の増加率を達成していますが、QFNA(北米)のみが対前期比でマイナスとなっています。
この原因としては、前年がコロナによる巣ごもり需要の影響で商品が買われ過ぎたためです。
Quaker Foods North America gained market share in the athome breakfast, snacks, and meals categories but organic revenue declined this quarter as the business lapped a significant surge in consumer demand from the previous year.
q2-2021-prepared-management-remarks_4sr4v9m7falkmevr.pdf (pepsico.com)
なお、AMESAとAPACの増加率が著しいのは、企業買収があったためです。
The increase primarily reflects our acquisition of Pioneer Food Group Ltd. (Pioneer Foods).
The increase primarily reflects our acquisition of Hangzhou Haomusi Food Co., Ltd. (Be & Cheery).
PepsiCo Q2 – 10-Q 2021
業績推移
今回の決算を追加して、業績推移をグラフにしてみました。
売上高

まずは売上高です。
四半期の売上高の推移を見るとQ1<Q2<Q3<Q4と徐々に売上高が上昇していることがわかります。
そのため、四半期推移よりも通期推移で確認した方が適切に企業の状態を把握できるかもしれません。
通期推移は後に確認するとして、ここで過去2回の平均増加率から2021年の3Qと4Qを算出してみたいと思います。
3Qは9%、4Qは22%の増加率となりますので、以下のグラフのようになります。

このペースでいくと2021年Q4はここ3年間で一番の売上を記録しそうです。
次に通期の売上高推移グラフを見てみましょう。

2015年から2017年は低迷しましたが、徐々に回復し2021年は過去9年間で一番の売上になりそうです。
ペプシコのような成熟企業でかつ飲料・食品セクターで売上高増加率が10%を超えるのはすごいと思います。
営業利益・純利益推移
最後に営業利益と純利益の推移を見ていきましょう。
こちらも売上高と同じように過去2回の平均増加率を用いて2021年3Qと4Qを算出してみました。


営業利益と純利益でほとんど形状は同じです。
ここ最近はQ3が四半期の中で一番高いようです。
それでは、通期の営業利益と純利益を見てみましょう。

営業利益はほぼ横ばい推移となっていますが、このままいくと2021年は飛びぬけてきそうです。
営業利益は横ばい推移なのにも関わらず株価は過去最高値を更新しています。

そのため、PERが近年では高い傾向にありますので、割高な位置で掴まされないように注意が必要です。

また、純利益についても基本的には横ばい推移ですが、2018年だけ飛びぬけています。
これは、事業再編や税制上の優遇措置による特殊要因ですので特に気にする必要はありません。
Our fiscal 2018 results include other net tax benefits related to the reorganization of our international operations.
Q4 2018 8-K – Exhibit 99.1 (pepsico.com)
ペプシコは連続増配50年達成企業に与えられる配当王の称号まであと一歩のところまできています。
それゆえに市場から評価されている側面もあるため、配当原資である純利益を確保するのは非常に重要なことです。
売上のアップとともに利益率の向上は今後とも目指してほしいところです。
今回の2Q決算は総じてなかなか良かったのではないでしょうか。
まとめ

それではまとめをお願いします!

実は、、、コカ・コーラ派です!!!
【第48話 完】
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