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2021年8月4日にRoku(ROKU)の21年Q2決算発表がありました!

内容は事前予想を上回る好決算やったで!
- 売上高:予想618百万ドル ➡ 結果645百万ドル
- 調整後EPS:予想0.12ドル ➡ 結果0.52ドル

しかしながら株価は現在調整中となっています💦


詳細については以下のとおりや!
Q2決算
会社概要

RokuはTV向けのストリーミングプラットフォームを提供している会社です。
創業者のAnthony Wood氏が6番目に設立した会社のため日本語の「六(ロク)」が社名になっています。
世界中のテレビをストリーミングプラットフォームにつなげてテレビをストリーミングで観られるようにすることをミッションとしています。
Our mission is to be the TV streaming platform that connects the entire TV ecosystem around the world.
Company | Roku United Kingdom
また、ストリーミング時間ベースだと米国No.1のストリーミングプラットフォームを運営しています。
The company operates the No. 1 TV streaming platform in the U.S. as measured by hours streamed (Kantar 2020).
Company | Roku United Kingdom
決算概要
売上高
<Roku 2021年Q2決算>
2021/Q2(百万$) | 2020/Q2(百万$) | 増加率(%) | |
売上高 | 645.1 | 356.1 | +81.2 |
営業利益 | 69.1 | ▲42.2 | 黒字化 |
純利益 | 73.5 | ▲43.1 | 黒字化 |
調整後EPS | 0.47 | ▲0.35 | 黒字化 |
上の表は今期21年Q2決算と前年同期20年Q2決算を比較したものです。
売上高は今期が645百万ドル、前年同期が356百万ドルと+81%も成長しています。
四半期毎の売上高推移については以下のとおりです。
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これを見ると、季節性の影響で前年のQ4よりも翌年のQ1の方が売上が低いですが、1年を通してみると2019年も2020年も右肩上がりに上昇していることがわかります。
今回の21年Q2決算は前々年19年Q2の売上高250百万ドルと比べると2.5倍以上となっており、急激に成長していることがわかります。
なお、四半期毎では季節性の影響があるため、通期で見ると以下のとおりとなります。
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通期の売上高推移は綺麗に右肩上がりになっています。
2021年のQ1とQ2は前年2020年のQ1とQ2の売上高を上回っていますので、2021年通期も2020年からの成長が期待できます。
次に今回決算の売上高をセグメント別に確認してみましょう。
Rokuのセグメントは大きく分けて「Platform」事業と「Player」事業の2つがあります。
「Platform」事業はデジタル広告やコンテンツの配信サービス、サブスクリプション等からなる収益です。
「Player」事業は、Rokuのストーリンミングプラットフォームを利用するために必要な下の画像のようなストリーミングプレイヤーの販売収益です。

今回の決算書を確認すると、売上高645百万ドルのうち、「Platform」事業の売上高は532百万ドル、「Player」事業の売上高は113百万ドルとなっており、売上の80%以上が「Platform」事業 からの収益ということがわかります。

また、「Player」事業の売上高は前年同期112百万ドルとほとんど変わりませんが、「Platform」事業の売上高は前年の245百万ドルから+117%も増加しています。
営業利益・純利益
営業利益・純利益については、前年2020年Q2が赤字だったため黒字化になっていますが、2020年Q3以降は黒字を出し続けていいます。
営業利益については、20年Q2は▲42百万ドルでしたが、20年Q3に+12百万ドルとなり黒字化しています。
また、純利益についても、20年Q2は▲43百万ドルでしたが、20年Q3に+13百万ドルとなり、こちらも黒字化を達成しています。
その他
今回の決算は好決算でしたが、それを象徴するように、アクティブアカウント数は21年Q1から150万増加して5,510万アカウントに到達しました。
また、ユーザーあたりの平均売上(ARPU)も前年と比べて46%増加しました。
• Active Accounts reached 55.1 million, an increase of 1.5 million active accounts from Q1 2021
• Average Revenue Per User (ARPU) grew to $36.46 (trailing 12-month basis), up 46% YoY
2Q21 Roku Shareholder Letter Final Version
その一方で、ストリーミング時間は174億時間と21年Q1から10億時間減少しました。
• Streaming hours were 17.4 billion hours, a decrease of 1.0 billion hours from Q1 2021
2Q21 Roku Shareholder Letter Final Version
これはワクチンの普及によってコロナの制限が緩和されたため、外食や旅行などの外出が増加したためです。
Consumers sought increased out-of-home entertainment activities (such as dining and travel) in Q2 as a result of pent-up demand and the loosening of COVID-19 restrictions, which led to a broader secular decline in overall TV viewing hours.
2Q21 Roku Shareholder Letter Final Version
今回の決算においては、このストリーミング時間の減少が巣ごもり需要で業績が好調であったRokuの成長力鈍化を暗示しているようで嫌気されました。
今後の見通し
第三四半期(Q3)の見通しは、売上高を前年同期比51%増の680百万ドルと想定しています。
Our Q3 outlook is for robust growth with total net revenue of $680 million at the midpoint (up 51% year-overyear) and total gross profit of $320 million at the midpoint (up 49% year-over-year).
2Q21 Roku Shareholder Letter Final Version
なお、売上の80%以上を占める「Platform」事業では、下半期の売上は引き続き大幅な成長を予想しています。
ただし、昨年のコロナ需要による加速度的な成長と比較するとスローダウンするということです。
Within the Platform segment, monetization remains strong, and while there will be a slowdown in year-over-year growth relative to last year’s pandemic-driven acceleration, we expect continued significant growth in the second half of the year.
2Q21 Roku Shareholder Letter Final Version
今回の決算は全体的に素晴らしい決算でしたが、コロナ禍での急成長と比較すると少し成長に陰りが見え始めています。
また、先日Amazonが独自のテレビサービスを立ち上げることを発表したことで株価は下落しました。
しかしながらRokuは高い成長を続けており、業績は引き続き堅調な見通しです。
また、株価は最高値490ドルから▲30%も下落しています。
そのため、2020年の売上ベースでもPSRは現在25倍程です。
PSR25倍というと一般的には割高ですが、Rokuのように著しく成長している企業のPSRとしてはそこまで割高ではない感じがします。
2021年は2020年よりも売上がアップする公算が大きいので、2021年の売上ベースだとPSRとしては20倍前後になると思われます。
Rokuへの投資にあたってはくれぐれもよくご検討の上、投資をなさってください。
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