【第47話】<銘柄分析>決済関連銘柄スクエア(SQ)について調べてみたで!【後編】

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今回は前回に引き続き決済関連銘柄スクエアについてやで!

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今回は主に株価についてですね!

前回の記事を読まれてない方はぜひ読んでみてください♪

株価

パフォーマンス

SQ:スクエア クラスA(Square Inc):株価チャート|アメリカ株(米国株) | 投資の森 (nikkeiyosoku.com)

上のチャートがスクエアの上場来のチャートになります。

スクエアは2015年11月にNYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場し、初値11.20ドルをつけました。

2021年7月10日時点の株価は241.89ドルで初値からなんと21.6倍も上昇しています。

売上も上場から順調に増加しています。

次にここ1年間の日足チャートを見ていきましょう。

スクエアの1年前(2020年7月10日)の株価は128.05ドルでしたので、直近1年間でも株価は大きく上昇していることがわかります。

他の決済関連銘柄と比較してもスクエアのパフォーマンスが特にすごいことがわかります。

しかし、2021年当初の株価は221.16ドルでしたので、年初来パフォーマンスは9.3%とS&P500の18%を大きくアンダーパフォームしています。

チャート分析

次に、チャートを分析していきましょう。

下のチャートは先ほどの直近1年間の日足チャートを加工したものです。

まずは緑色の右上がりのトレンドラインに注目してください。

個人的にはこのトレンドラインのことを「速度」と呼んでいます。

スクエアの株価はこのトレンドラインに沿ってずっと右肩上がりでしたが、2021年5月にトレンドラインを下に突き抜けてしまい(左側の緑○)、約10ヶ月続いたトレンドが終了しました。

その後は青い横ラインのところで反発して株価を戻しています。

この青ラインを左に遡って見ていくと、何回もこの青ライン付近で反発していることがわかります。

特に2020年12月の反発(左から2番目の青○)からレジサポ転換ラインとなっています。

そのため、当面はこの青いライン(190ドル付近)がサポートラインとして働くことになります。

一方、上のラインについては、280ドル付近で2度跳ね返されており、ここが当面の天井を表しています。

この280ドル付近を超えて最高値を更新すると株価は次のステージへ入ることになります。

ちなみに、チャート的に購入するタイミングはいくつかありますが、緑のトレンドラインと青のサポートラインが交わる点の近傍は1つの購入ポイントとなります。

なぜなら、2つのラインに支えられているため買い圧力がより強く発生しやすいからです。

また、以下のチャートのとおりフィボナッチリトレースメントも効いております。

上昇の起点となる134.00ドルを0%、1度目の天井283.1898ドルを100%とすると、2つのラインの交点付近(190ドル±α)はフィボナッチリトレースメント38.2%ラインであり、そこで反発していることがわかります。

つまり、2つのラインの交点かつフィボナッチラインということで、テクニカル的には絶好の買いポイントであると言えます。

ただし、トレンドラインやサポートラインを下回る可能性がありますので、購入する際はプライスアクション分析などの検討が必要になります。

時価総額とPSR

時価総額

それでは、スクエアの現在の時価総額を計算してみましょう。

時価総額は発行済株式数×株価で算出されます。

株価は2021年7月10日時点の241.89ドルを用います。

発行済株式数はInvesting.comより455,368,651株とします。

そうすると、2021年7月10日時点の時価総額は110,149,123千ドルです。

PSR

次にPSRを算出してみましょう

PSRとは時価総額を売上高で割ったものであり、営業利益が赤字のようなグロース株分析で主に使用されます。

スクエアの2020年の売上高は9,497.58百万ドルなので、2020年の売上高ベースだとPSRは11.6倍となります。

一般にPSRは20倍以上が割高とされていますので、PSR11.6倍は一般的には割高ではありません。

しかし注意しなければいけないのは、前回の記事で書いたように、スクエアの売上のうち、約7割がビットコインによるものであるということです。

そしてそのビットコインの売上高は取引手数料ではなく売買代金をそのまま計上してしまっているということです。

そこで、ビットコインの売買代金については、粗利=売上高としてスクエアトータルの売上高を調整します。

そうすると、調整後の2020年の売上高(Q1からQ4の合計)は5,024百万ドルとなります。

よって、この売上高で計算するとPSRは21.9倍となります。

先ほどは全く割高感はありませんでしたが、こちらの売上高で計算すると20倍を超えており割高となってしまいます。

しかし、この数字はあくまでも2020年という過去の売上高を基準にしたものです。

では、2021年の予想売上高に対してPSRを計算していきます。

2020年Q4から2021年Q1の調整後売上高成長率は12%(表中の青い折れ線グラフ参照)です。

しかしながらワクチン普及による影響がまだ見えないため、控えめに2019年Q2から2021年Q1までの平均成長率8%で計算したいと思います。

つまり、2021年Q2はQ1より8%成長し、Q3はQ2よりも8%成長するということです。

そのようにして導き出した2021年の調整後予想売上高は7,305百万ドルです。

この売上高を基にPSRを算出すると、PSRは15倍となり、現状の株価では割高感はありません。

他銘柄との比較

ちなみに、他の決済銘柄の情報は以下のとおりです。

銘柄 時価総額(百万$) 2020年売上高(百万$)  PSR(倍)
ビザ 472,144 21,846 21.6
マスターカード 369,601 16,883 21.9
アメックス 138,120 38,185 3.6
ペイパル 352,665 21,454 16.4

ただし、これはあくまでも参考です。

その理由の一つは、ビザやマスターカードのような安定した黒字企業はPSRよりもPERで分析する方が適切だからです。

しかしながら、例としてビザとスクエアを比較してみたいと思います。

売上高については、ビザの売上高はスクエアの調整後売上高(5,024百万ドル)の約4倍となっています。

時価総額についても、ビザの時価総額はスクエアの時価総額(110,149,123千ドル)の4倍となっています。

よって、当然ですが、ビザのPSRは21.6倍、スクエアのPSRは21.9倍でほぼ等しくなります。

ということは、ビザとしか比較していないので不十分ではありますが、スクエアの株価は割と妥当な水準なのではないでしょうか。

アナリストレーティング

最後にスクエアのレーティングについて紹介します。

SQUARE (NYSE:SQ) PRICE TARGET AND CONSENSUS RATING

37 Wall Street analysts have issued ratings and price targets for Square in the last 12 months. Their average twelve-month price target is $253.75, predicting that the stock has a possible upside of 4.40%. The high price target for SQ is $380.00 and the low price target for SQ is $114.00. There are currently 3 sell ratings, 11 hold ratings and 23 buy ratings for the stock, resulting in a consensus rating of “Buy.”

SQ Price Target, Analyst Ratings and Predictions (Square) (marketbeat.com)

ウォール街の37人のアナリストによる直近12ヶ月のレーティングは、平均で株価253.75ドルでした。

これは現在の株価より5%程高くなりますが、あまり現在とは変わりません。

なお、37人のうち、売る評価が3人、ホールドが11人、買いが23人です。

つまり、コンセンサスは「買い」ということです。

まとめ

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ではまとめをお願いします!

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毎朝寄るファミマのお姉さんが、、、ワイのこと覚えてくれません!!!毎回クレカなのに支払方法聞かれるで!!!

【第47話 完】

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