【歴史は繰り返さない⁉】2014年のテーパリングで株価はどう反応したのか!!

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そろそろFRBによるテーパリング開始がアナウンスされそうですね!

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早ければ8月26日から28日に行われるジャクソンホール会議や9月21日と22日に開催されるFOMCで何かしらの言及があるかもしれんな!

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そこで今回はリーマンショック時のテーパリングのとき株価はどうなったのか調べてみました♪

テーパー・タントラム

2008年のリーマンショック以降、FRBは金融緩和政策を続け、2012年9月には金融緩和政策の第3弾を開始しました。

当時はリーマンショックのときに引き下げられた金利水準が長期化するとの見通しを示していたことで、米10年国債利回りは概ね1%代後半で推移していました。

こうした状況が追い風となり、NYダウ平均株価はリーマンショック前の水準まで回復していました。

しかし2013年5月22日にFRBのバーナンキ議長は、今後のFOMCで資産購入を縮小する可能性があると突如発言しました。

事前に公表していた声明文では、金融緩和政策の縮小はまだ時期ではないと述べていたことからマーケットに動揺が走りました。

このように、バーナンキ議長の発言によって市場が混乱したことは、テーパリングと癇癪(かんしゃく:タントラム)から「テーパー・タントラム」と呼ばれています。

バーナンキ発言後、2014年1月から10月まで実際にテーパリングが実施されました。

米10年国債利回り

出典:三井住友DSアセットマネジメント

では米10年国債利回りはテーパリングの前後でどのように推移したのでしょうか。

上のグラフは青色のチャートが米10年国債利回りを、赤色のチャートがドル円レートを表しています。

これをみるとバーナンキ議長の発言によって、米10年国債利回りは1%代での推移から2%代に急上昇していることがわかります。

9月にはついに3%にまで上昇しました。

一般的には、テーパリングによってFRBが国債の購入額を縮小するため、需給関係(買いが減る)から国債価格が下落し、利回りは上昇します。

しかしながら、テーパリングが開始されると落ち着きを取り戻し、テーパリング期間中(上のグラフの青色期間:2014年1月から10月)は右肩下がりであることがわかります。

全体をとおして見てみると、突然のバーナンキ発言で急上昇した後は落ち着きを取り戻していることがわかります。

株価

それではテーパリング前後で株価はどのように反応したのでしょうか。

出典:三井住友DSアセットマネジメント

上のグラフは青色チャートが日経平均株価を、赤色チャートがダウ平均株価の推移を表しています。

バーナンキ発言時は日経平均、ダウ平均ともに下落していることがわかります。

特に日経平均の方が下落は著しいです。

しかし、その後はテーパリングを織り込みつつ、強い経済回復が先行し、テーパリング期間中 (上のグラフの青色期間:2014年1月から10月) も基本的には右肩上がりで株価が上昇していきました。

特にダウ平均の上昇が著しいことがわかります。

全体をとおしてみると、多少の下落はあれど、上のグラフの期間中(2013年1月から2014年12月)は基本的に株価は右肩上がりで推移したことがわかります。

このような状況から鑑みるに、バーナンキ議長の予期せぬ発言により市場が混乱したことでテーパリングが過度に警戒されている感じがあります。

もちろん、金融緩和政策の縮小なので株価にはマイナスに作用しますが、実体経済の回復の強さ(企業業績の好調等)の方が株価には優先的に表れているように思います。

今回のテーパリングにおいては、バーナンキ議長発言を反面教師とし、FRBは徐々に市場にテーパリングを匂わせています。

そのため、テーパリングを市場がある程度織り込んでいるため、前回のようにテーパリングによって株価が急落する可能性は低いと思います。

また、もちろん株価が大幅に下落する可能性があることは前回の株価グラフを見ても分かりますが、結局は右肩上がりで株価は上昇を続けました。

このことから、多かれ少なかれ株価の急落局面が来ることについて心の準備をしておくことで、長期投資家は狼狽売りを防ぐことができると思います。

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