【Eコマースシェア第3位】WalmartのQ2決算発表がありました!!

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8月17日にウォルマート(WMT)の2022年Q2決算が発表されました。

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事前予想を上回る好決算やったで!

  • 売上高:予想1,368.8億ドル ➡ 結果1,410.5億ドル
  • 調整後EPS:予想1.56ドル ➡ 結果1.78ドル
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この決算を受けて17日は、前日比▲0.35ドルの150.40ドルで取引を開始し、前日比▲0.05ドルの150.70ドルで取引を終えました。

Walmart決算

概要

<Walmart 2022年Q2決算>

  2022/Q2(百万$) 2021/Q2(百万$) 増加率(%)
売上高 141,048 137,742 +2.4
営業利益 7,354 6,059 +21.4 
純利益 4,364 6,439 ▲32.2
調整後EPS 1.78 1.56 +14.1

上の表は今回22年Q2決算と前年同期21年Q2決算を比較したものです。

今回22年Q2の売上高は141,048百万ドルで前年同期比でわずか+2.4%の増加にとどまりました。

ただし、事業売却をしたことによりその分売上が落ちたことで、約89億ドルの影響があったためです。

Total revenue was $141.0 billion, up 2.4%, negatively affected by approximately $8.9 billion related to divestitures. Excluding currency , total revenue would have increased 0.6% to $138.6 billion.

Earnings Release (FY22 Q2) (q4cdn.com)

なお、イギリスのスーパーであるAsdaの売却等は6月までに完了したとのことです。

We completed the sales of Walmart Argentina in November 2020, Asda in February 2021 and Seiyu in March 2021.

Earnings Release (FY22 Q2) (q4cdn.com)

また、営業利益については+20%以上増加していますが、純利益は▲32%も減少しています。

純利益減少の主な要因は、中国のインターネット通販大手「京東商城(JD.com)」へ投資した株式評価額の変動によるものです。

そのため、これらを除いた調整後EPSは前年同期比で+14.1%増加しました。

今回のQ2決算についてDoug McMillon CEOは、Eコマースの売上高は年末までに750億ドルに到達する予定で、オムニチャネル(実店舗販売やネット通販等を組み合わせた販売戦略)のリーダーとしての地位がますます強固なものになっていると述べています。

Our global eCommerce sales are on track to reach $75 billion by the end of the year, further strengthening our position as a leader in omnichannel.

Earnings Release (FY22 Q2) (q4cdn.com)

次はより詳細に各セグメントを見ていきましょう。

各セグメント

ウォルマートは大きく分けると3つのセグメントがあります。

1つ目は、ウォルマート全体の売上のうち7割を占める「Walmart U.S.」です。

これはその名のとおり米国内事業であり、すべての州で事業展開をしています。

2つ目は、売上の17%を占める「Walmart International」です。

これは海外事業であり、世界24ヶ国で事業を展開しています。

3つ目は、売上の13%を占める「Sam’s Club」です。

これはコストコのような会員制の倉庫型スーパーマーケット事業です。

<Walmart 22年Q2 セグメント別売上>

  2022/Q2(M$) 2021/Q2(M$) 増加率(%)
Walmart U.S. 98,192 93,282 +5.3
Walmart International 23,035 27,167 ▲15.2
Sam’s Club 18,644 16,375 +13.9

セグメント毎に売上高を見てみると、「Walmart U.S.」が前年同期比+5%、「Sam’s Club」が+13.9%で増加していることがわかります。

しかし、「Walmart International」は▲15.2%と売上が落ちてしまっています。

その原因も含めてそれぞれのセグメント決算を見ていきましょう。

Walmart U.S.

Walmart U.S.は食料品の市場シェアを拡大し、店舗を中心とした取引が前年と比べて+6.1%増加しました。

Eコマースの売上は前年と比べて+6%増加し、過去2年間では+103%と2倍以上になっています。

広告ビジネスの成長も著しく、売上高は前年に比べて2倍になっています。

Walmart International

Walmart Internationalは前年比▲15.2%と落ち込んでいますが、これは事業売却の影響によって約89億ドル分の売上が減少したことによるものです。

マーケットの成長率は依然として25.8%を維持しています。

Sam’s Club

Sam’s Clubの売上高は前年と比べて+13.9%増加しています。

Comp(休業期間等を除く前年比較)販売は+13.9%、会員費は会員数が過去最高になったことで+12.2%と2桁成長を達成しています。

その中でもEコマースは+27%と著しく成長しています。

今後の見通し

今後の主なガイダンス内容は以下のとおりです。

  • 売上高:6%から7%増加(300億ドル以上増加)
  • 営業利益:9%から11.5%の範囲で増加
  • EPS:6.20ドルから6.35ドル

売上高、営業利益ともに5月のガイダンスから予想を引き上げました。

EPSも具体的な数字を出してきました。

現在のウォルマートの1株当たりの年間配当額が2.2ドルなので、予想配当性向は34.6%から35.5%です。

連続増配50年の配当王に向けて十分に増配余力があります。

今回の決算は総じて好決算でしたが、さすがに昨年のロックダウン期と比較すると店舗売上やEコマースの成長率は鈍化しつつあります。

しかし、しっかりと売上・利益を伸ばしているところは素晴らしいです。

これからも安定して株主に対する利益還元ができることを示した良い決算だったのではないでしょうか。

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