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今回はバフェット太郎師匠が2021年からの10年間は米国株がオワコンかもしれん!という動画を出されてたのでそれについて調べてみたで!

バフェット太郎先生は相変わらずエッジが効いてますね💦
超長期なら米国株
まず前提として、バフェット太郎師匠は米国株の今後について否定しているわけではありません。
それはバフェット太郎師匠の名前の由来であるウォーレン・バフェットもS&P500への投資に賛成していることからもわかります。
事実、S&P500は30年から40年の超長期でみると、新興国株や債券、金のリターンを大幅に上回っています。
ではバフェット太郎師匠は何が言いたいのかというと、短期や中期という期間においては、新興国株やコモディティ等がS&P500の投資成績を上回る可能性があるということです。
10年という期間なら、米国株は安全資産の債権や金にアンダーパフォームする可能性があるほか、現金にすら負ける可能性があるということです。
【ゴミ】米国株終了のお知らせ – YouTube
つまり2020年から2030年までの期間は必ずしも米国株が最良の投資先になるとは限らないということです。
10年サイクルのトレンド
これはどういうことなのかというと、各年代(10年間)でブームとなった投資対象は次の年代(10年間)では低迷する傾向があるということです。
バフェット太郎師匠はおっしゃっております。
1980年代は日本株がブームになったが、翌1990年代は日本株が低迷しました。
1990年代は米国株がブームになったが、翌2000年代は米国株が低迷しました。
2000年代は新興国株がブームになったが、翌2010年代は新興国株が低迷しました。
このように、各年代でブームを起こした対象は翌年代にはパフォーマンスが低迷しますと。
そのため、2010年代に圧倒的なパフォーマンスを残した米国株は2020年代に低迷する可能性があるかもしれないということです。
今回はバフェット太郎師匠の動画を補足する形でこのことについて調べてみたいと思います。
各年代のパフォーマンス
1980年代~1990年代
バフェット太郎師匠によると1980年代は日本株がブームとなり、翌1990年代は日本株が低迷したとのことです。
これは調べるまでもなく正しいですが、1980年代は日本では「バブル経済」がやってきました。
当時は日本企業が世界の時価総額ランキングTOP5を総なめにしておりました。
実際に株価チャートでも確認してみましょう。
上のチャートは日経平均株価の長期足チャートです。
1980年から1990年まで株価が急上昇していることがわかります。
この10年間で株価は約5倍にもなりました。
しかし、1990年代はバブルが弾け、株価が急落しました。
この急落は2010年代初頭まで続きました。
これを見る限り1980年代にブームとなった日本株が翌1990年代は低迷しておりますので、この年代はバフェット太郎師匠の言うことが正しいということがわかります。
1990年代から2000年代
1990年代は低迷した日本株とは対照的に、米国株がブームとなりました。
これにはいろいろな背景が考えられますが、政治的には1991年にソ連が崩壊したことが挙げられます。
これにより次世代のリーダーはアメリカであるということで決着がつきました。
また、経済的には「ニューエコノミー政策」が行われ、ITへの設備投資が活発化しました。
これは「ドットコムバブル」や「ITバブル」と呼ばれアメリカ経済を大きく成長させました。
日本でもアメリカの流行からやや遅れ、2000年に「IT革命」が新語流行語大賞に輝きました。

しかし、2000年代はドットコムバブルが弾け米国の株価が暴落します。
S&P500のチャートを見てみると、90年代の株価は1990年1月の株価354ドルから2000年の1,500ドルまで約4倍になっています。
しかしその後は2001年に同時多発テロ事件が起きたり、2008年にリーマンショックが起きたりと株価の停滞を余儀なくされます。
結局、株価は2000年の1,500ドルから10年で1,120ドルまで下落してしまいます。
その下落率はなんと25%です。
つまり、1990年代から2000年代の10年間は米国株のパフォーマンスはマイナスだったということです。
2000年代~2010年代
2000年代は株価が停滞した米国と異なり、新興国株の株価がすばらしいパフォーマンスを発揮しました。
内閣府によると、2000年代の経済成長率は新興国が先進国を大きく上回ったとのことです。
新興国が著しい経済成長を遂げた要因の一つには、グローバル化があります。
2000年代の新興国の躍進を牽引したのが中国です。
中国の経済成長は著しいものでした。
2001年にはWTO(世界貿易機関)に加盟し、投資・貿易を一層推進していきました。
しかし、2010年代になると徐々にその勢いが衰えていきます。
2015年には中国の株価が大暴落し、世界中にその影響が波及しました(いわゆる「チャイナ・ショック」)。
また、米国との間に貿易摩擦も生じました。
さらには、中国だけではなく、トルコやアルゼンチンでは債務危機が起こりました。
このように2010年代は蓋を開けると新興国は先進国をアンダーパフォームしたのです。
これを株価チャートを使って見ていきたいと思うのですが、新興国株の動向を表す指標として、EEMというETFを見ていきます。
EEMとはiシェアーズ・MSCI・エマージングETFのことであり、エマージング=新興国の株価を把握することができるETFです。

このEEMの長期チャートをみると、2008年のリーマンショック前まで株価が急上昇していることがわかります。
しかし、その後は2010年の34ドルからほぼ横ばい推移で株価が低迷していることがわかります。
つまり、2000年代に高パフォーマンスを記録した新興国株は、翌2010年代には低迷してしまったということです。
2010年代~2020年代
最後に2010年代は新興国が低迷する中、ひときわ高パフォーマンスを上げたのが米国株です。
S&P500は2010年の1,140ドルから2020年末には3,730ドルになりました。
上昇率は驚異の227%です。
つまり、株価が3倍以上にもなっているということです。
この上昇を牽引したのは間違いなくGAMAMと呼ばれる米巨大テック企業でしょう。
今やそれぞれの時価総額は一つの国の規模に値します。
それでは2020年代はどうなるのでしょうか。
一つ言えることは、バフェット太郎師匠が言うように、ブームとなった投資対象は翌10年間はパフォーマンスが芳しくないということです。
これにはいろいろ原因がありましたが、グランビルの法則が示すようにずっと綺麗に右肩上がりになるものは存在しません。
上昇して調整し下落してまた上昇していくというのを繰り返しています。
そうすると2010年代の米国株は上昇しすぎたので、2020年代は調整から下落の時代になるかもしれません。
一方でテクノロジーがとてつもない勢いで発展しているのもまた事実です。
米国には次のGAFAMを狙っている企業がたくさんあります。
そうした企業によって2020年代も強いアメリカが維持されるかもしれません。
まとめ

ではまとめをお願いします!

2000年の流行語大賞は「IT革命」と、、、慎吾ママの「おっはー」やで!
【第44話 完】
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